8.28多文化探検隊企画 新宿ロフトプラスワン

8月28日月曜日“ビデオアクト多文化探検セッション”が、ロフトプラスワンで開催されました。参加状況は合計100
人くらいでした。
この企画はもともと石原都知事の「三国人」発言を批判する人たちが中心になって企画されたものということです。
その経緯もあり、並んだ作品は国籍、階級、などを越えた多彩なものとなりました。
以下上映作品と製作者、発表者です(敬称略)
<アフタヌーンセッション>
●『リトルヤンゴン物語 』
●『在日クルド人の記録』西中誠一郎
●『ゆらゆら』『疑似恋愛』『からっぽ』山本祐子
●『一緒に生きたい --自主登校の記録--』山崎正
●『教えられなかった戦争』3部作ダイジェスト 高岩仁
■ 作品上映後製作者全員によるフリートーク
<イブニングセッション>
● 「死刑囚監房のジャーナリスト、ムミア・アブ=ジャマール」
トーク 今井恭平
■ ビデオアクト特別企画“これで僕も映画監督!?”
デジタルビデオで撮って劇場公開をはたした、いま話題の3作品。3名の監
督自身による作品紹介とトーク
・本田孝義 『科学者として 笑顔と告発』
・土屋 豊 『新しい神様』
・松江哲明 『あんにょんキムチ』
・ゲスト 辛淑玉
●『メッセージは海を越えて』『私たちは忘れない〜追悼・姜徳景ハルモニ〜』
ビデオ塾(ビデオ制作集団)
●『7・1国労臨大ドキュメント 闘争団・家族の熱い一日』 ビデオプレス
●『野宿の人』 野宿の人制作者グループ
<フリートーク>
夜12時すぎてからは野宿の人をめぐりバトルトークが展開され、ホームレスの人々にカメラを向けることの意味をめぐっての論議が繰り広げられました。
参加費がちょっと高めだったのと平日だったことで多少お客さんがさみしかったというのは正直ありましたが、文字どおり「多文化」をめざした社会作りへの元気のでる原動力となったことは確かでしょう。
報告者<山本祐子>
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