VIDEO ACT上映会 「生きている川の記録」

1月25日 東京ボランティアセンター

 参加人数は22名。最初はパラパラ程度で少し心配しましたが、最終的には環境問題に比較的関心のある詳しい方の参加もあって、盛況の上映会となりました。

 上映作品は、フォトジャーナリストの伊藤孝司さんの「長良川を救え!」(制作 長良川を救え!制作委員会) 玄番隆行さんの「LOG RIDING 水と木の世紀 I 」(制作 studio KuKuLu)でした。

 「長良川を救え!」は、長良川河口堰の被害状況を、川と人との密接なつながりと、現実として立ちふさがる汚染の実態とを告発することによって、高度成長期に失われた、川に関わる文化の再生の重要性を描き出すことに成功しています。

 「LOG RIDING 水と木の世紀 I 」は、徳島県木頭杉一本乗り大会をとうして、かつて材木の運搬として行われていた一本乗りの変化と、まわりの状況を熱心に描き出し自然再生への道を訴えてかけています。

 今回講師として来ていただいた伊藤さんは、元は新聞もやっていましたが、今は雑誌関係の取材が多いということで、現在日本がアジアでやっている環境破壊、そして戦後補償問題を中心に、活動を続けているということです。台湾の原発輸出問題から、朝鮮の日本の植民地支配による被害者の取材に至るまで、活動範囲はとても広く、その知識の多さには、ただただ感服してしまいました・・・・・。

 高度成長期に計画されたダムは、予め期間が長めに見積もられていて、現在、その見直しが効かない社会が日本の命取りになるのでは・・・・と伊藤さんは危惧しています。無駄な事業、需要があわなくなったものはやめていくべきだということです。

 伊藤さんは、「日本のような地形のところに大きなダムを作ったのは間違い。流れだけを使った小規模な発電なら大きな問題にもならなかったかも・・・。これから大きな代償を払うことになるのでは。」とおっしゃっていました。

 NGOが中心となり環境へのとりくみをしている、ヨーロッパやアメリカに比べて、日本は大変な遅れをとっているそうです。

 この日の2作品は、森林にしても川にしても、人間の手をかけてでも、再生の努力が第一歩であるということを再認識させてくれた大変価値のあるものでした。

 みなさん、自然をいたわりましょうね・・・・。

馬場 朋子

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