chance!-VIDEO ACT! 合同企画 連続上映「いま、戦争を考えるドキュメンタリー」

みなさんに感謝!

小林アツシ

連続上映「いま、戦争を考えるドキュメンタリー」にご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

中には毎日参加された「皆勤賞」の方も何人かいらっしゃいました。スタッフを除くと、のべ参加人数は182名でした。

今回は企画してから上映までの間が1ヶ月しかなく短い宣伝期間でどれだけ人が集められるか期待と不安が入り交じった上映会でしたが、まずまずの成功だったと思います。

企画段階で欲張って作品を増やしているうちに日程も1日追加し、5日間で17作品を上映しました。作品を上映させてくださった制作者の方に感謝します。
17作品の上映というのは、かなり無謀な企画ではないかと思いましたが、全日来てくださった方がいた事から企画としても成功だった事がわかります。
テーマが「戦争」なだけに作品の数は多く、今回上映できなかった作品もあり一部で「第二弾は?」という声も出ていたりします。

今回、無謀とも思われる企画にした事で、いわゆる「ブレイクスルー」のような効果が現れました。通常の単独上映会に比べてマスメディア等にも比較的大きく取り上げられ、チャンス!との合同企画にした事により、いままでビデオアクトが出会えていなかった人達を呼ぶ事ができました。

問い合わせの電話の中には関東地区以外の方からもいくつかありました。「自分のところでもこういう上映会をやりたいのだけどどうしたらいいか」「上映会にはいけないけどぜひ見たい」といった声があり、こういう自主制作の映像作品があるのだという事が伝わった事も価値があったと思います。

「皆勤賞」の方の中には、「自分も今度海外に行くのでぜひビデオカメラを持って作品にして伝えたい。使い方を教えて欲しい」という方もいました。

今回はWebと連動した企画にしたいという事もあり、初日のようすをストリーミングで公開しました。Webと連動した企画にする事でビデオアクトの掲示板にも書き込んでもらえるかなと期待しましたが、これは思惑がはずれました(笑)。ただ、会場でのアンケートの回収率やトークの時の発言率は高く、いま戦争に関してなにか言いたいと思っている人が多いのだなと感じました。最後の日の高岩さんの作品は、圧巻だったためか(?)発言は少なかったです。

なお、上映期間中には、チャンス!が作った有事法制に関する「CM」もスペシャル上映しました。このCMもビデオアクト反戦プロジェクトのサイトで見られるようにします。
http://homepage3.nifty.com/atsukoba/vact/war/


連続上映の企画が始まって以来、2月にやろうとしていたいくつかの事が棚上げになってしまっています(笑)。なかなかたいへんでしたが、楽しい企画でした。やってよかったと思っています。


ビデオアクトとしての次の企画は3月28日の『ニッポン・戦争・私 2002』です。
今度はそちらに向けて動きます。


乱反射するスクリーン

本田孝義

2月28日〜3月4日、“いま、戦争を考えるドキュメンタリー”という連続上映を CHANCE!とVIDEO ACT!合同で行った。5日間連続上映というのは、VIDEO ACT!に とっても初めての試みだった。
大勢の方が来てくださり、大盛況だったと言っていいと思う。

全日程に参加しての感想を記しておきたい。

今回上映したのは全17作品。「戦争」というキーワードを設定しつつも、個々の作品 が描く題材、アプローチは様々。始めのうちは、一つ一つの作品について、あれこれ 考えを巡らしていたのだが、2日、3日と経つにつれ、どうも妙な変化が私の中で起 こってきた。例えばこんな具合だ。『劣化ウランの恐怖』『NATOの標的』を見なが ら、初日に見た『よみがえれカレーズ』に出てきた、美しいアフガニスタンの光景に 思いをはせ、この間の空爆で、いかにずたずたにされてしまったか、思いをはせる。

あるいは『あなたのまわりに周辺事態!?』を見ながら、『天皇の名のもとに』を思 い出し、あの南京大虐殺に至る戦前の道筋と今の状況が似ているのかもしれないと 思ってみたり。はたまた『Mardiyem(マルディエム)彼女の人生に起きたこと』と 『沈黙の歴史をやぶって』を見た後では、『あなたは天皇の戦争責任についてどう思 いますか?』に出てくる人の発言が、ひどく滑稽で空しく聞こえたり。最終日にい たっては、戦争の背景にある経済侵略の姿を見せ付けられ、再び頭はぐるっと一回り して、「う〜ん」と考え込んでしまう。同時に、『PEACE NOT WAR 9・11直後の ニューヨーク』を見た感触が甦り、熱狂的に戦争一色のように思えたアメリカにも静 かに「戦争反対」を掲げる人達がいる姿が浮かび、「やれることはあるはずだ」と思 いもする。

5日間を通して見ながら、いつしか『戦争』という題の長い長い映画を見ていたよう な気分がしている。もちろん、そこには現在という状況が影響している。

参加者の多くの方から、「今まで知らなかった」「マスコミで報道されない内容だ」 などの感想を聞いた。確かにそういう面が強いのだけれど、よくよく個々の作品のこ とを考えれば、意外にニュースなどで触れられている話もある。ただ、常日頃、食い 入るようにニュースを見ている人は少ないだろうから、案外忘れていることも多いの じゃないだろうか。上映会でスクリーンと向き合うことは、嫌が上でも登場人物、内 容と対面させられるわけで、印象も強烈なものとなる。その体験を忘れないようにし たい。
また、「第2弾はないのですか?」「がんばってください」という声も聞いた。これ ばっかりはなんとも言えないのだが、この場を借りて一言。「一緒にやりましょう !」


【参加された方へのアンケート】

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