『ニッポン・戦争・私 英語版!』上映会報告

報告文:土屋トカチ


今回の上映作品は、「ニッポン・戦争・私 英語版」だ。元々この作品は、99年に山形国際ドキュメンタリー映画祭に向けて「誰もが発信者になれる」というコンセプトでビデオアクトが企画運営したもので、タイトルの「ニッポン・戦争・私」というテーマに沿って3分以内で映像作品を作ればプロ・アマ問わず無審査でつなぎ合わされ、上映が行われるというもの。以降、2002年、2003年と計3回上映会とビデオパッケージの頒布などを行ってきた。

2004年に入り、ドイツ・フランクフルトで催される「Nippon Connection」という映画祭で「ニッポン・戦争・私」を上映したいということになった。過去3回分の「ニッポン・戦争・私」の映像制作者それぞれに連絡を取り、34名の作者の方々から自作品の英語版を作成してもらった。これらがつなぎ合わさって完成したの作品が、「ニッポン・戦争・私 英語版」だ。


これまでに「ニッポン・戦争・私 英語版」は、4月16日にドイツ・フランクフルトに於ける「Nippon Connection」で上映され、5月5日にはスペイン・バルセロナに於ける「バルセロナアジア映画祭」で上映された。バルセロナでの上映では、500人もの観客が集まったという報告も受けた。その他、ドイツ・ワイマールで開催した「AUTONOM IST NOCH NICHT EINMAL DER MOND」という美術展でも上映され、海外で広がっている。
海外で話題となっていることもあり、少し大袈裟だが「凱旋上映」ということで今回の上映となった。

2004年7月23日の上映会では、制作者の方が会場設営を手伝ってくれるなど、とてもいい雰囲気となった。参加者は20人だった。


内容的には、個々の作品として面白いもの、またそうでないものがあると思う。英語字幕で、スペルミスをしているものもあった。
また、99年の作品群からの出品はたった5作品で、2003年の作品群が過半数を占めるという、作品全体としてのバランスの悪さは否めないという感じもあった。トータルの上映時間が劇映画の長さに匹敵する98分で、正直なところ私は頭も体も、どっと疲れた。3作品で参加している私でさえ疲れたのだから、観ていただいたお客さんは恐らくとても疲れたのではないかと思う。

会場の都合もあり、ビデオアクト上映会において恒例になっている「トーク&ディスカッション」が出来なかったこと、そして、英語版での上映なので、外国人記者や日本在住の外国人の方にも観てもらいたいと外国人記者クラブ等へ上映会の情報を送ったが、お客さんの中に英語圏の外国人の姿が見られなかったことも残念だった。


会場を閉めた後、近くの居酒屋で2次会を行った。こちらの参加者は8名ほどで、「ニッポン・戦争・私」に続く企画の話で大いに盛り上がった。この企画は酒の席で挙がった企画であれど秀逸で、実現すれば面白いものになりそうだ。現段階では企画内容は秘密だが、今後企画を実現化し発表できるとスゴイことになるだろうと思う。



上映会『ニッポン・戦争・私 英語版』案内ページ(作品リストあり)へ


[VIDEO ACT! 上映会]インデックスへ戻る

[VIDEO ACT!]ホームページへ


■ VIDEO ACT HOME ■
■ビデオアクトについて ■ビデオ販売 ■上映会 ■AcTV ■メンバー ■メーリングリスト ■掲示板 ■上映イベント告知板 ■特別企画 ■サイトマップ
2004 VideoAct. All rights reserved.